さてさて、そんな怪しい4人は部屋を暗くして、
感覚的には、目を閉じて上に行くと言うイメージをします。
そうすると、一気にふあっとGを感じて上がってゆくのです。
スポンっと出るとそこはもう宇宙です。
宇宙へ出ると、今まで上に上がっていた感覚が横になり、 水平移動に変わります。
行こうと思えばどこまでも行けます。
いわゆるみんなが「想像する宇宙」です。
ゆっくりみんながくるのを確認しながら
白っぽい光が3つ、同じ方向に進んでいます。
辺りが綺麗なのでみんなで見ようと、白い大きな敷物をひいてみました。
そして、みなそれに座り、向こう側の目映い景色を楽しんでいます。
遠くに見える光
近くに見える光
何とも懐かしい場所
本当はみんなこの場所を知っている
目を閉じれば
想いを馳せれば
すぐに行ける
知ってるくせに
見ないふりを
だって
ここを知ったら
次元が変わっちゃうから
。。。
Nakさんが「はいここまで」と。
宇宙旅行は終わりました。
放心状態からゆっくり戻り
さて、みんなの意見が気になってしょうがありません。
「じゃあ、オジャどうだった」とNakさんが聞きます。
「目を閉じたら、身体が上に引っ張られて、 スポンッと宇宙へ出て水平移動になったら、 白い光が何個かあって、 そしたら「白い布のようなもの」がいきなり出て来て
気持ち良さそうだ からそこに座ったの。
そしたらスーって融けて、 そこで終わったの」と。
聞いていた僕はゾクッと、そしてにんまりしまして。
Minも同じような体験をして、いきなり「白いソファー」が出て来たのと。
とまあ、それぞれの「白いもの」が出て来たことを確認していました。
「実はその白いものは僕が敷いてみたんだよ」
みんな「えー」と。
そんな初体験の4人での宇宙旅行はみんな同じ体験をしていて、
個人差もあるので全て見る風景が一緒と言う感じではなかったのですが、
僕が小さい時に体験していたことは、肯定されました。
Nakさんいわく、
「これは誰でも出来ること、目を閉じたらいつでも行けるようになるよ」と。
はあー「Nakさん、あなたは何者ですか? 」
「僕は宇宙人だよ!」
そんな冗談が冗談には聞こえなくなっていたのは
僕だけではなかったようです。
みんなで味わ い夜が更けていきました。
なぜか興奮していて寝付けないのも無理ありません。
ロッキーでの日々は、 寝ているようで寝ていないような
よくわからない時間で時が過ぎて いったのです。
なぜなら
地球なのか宇宙なのか?
人間なのか宇宙人なのか ?
という枠を超えた場所に僕らはいたのですから。
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